シニアは横になっても何故、寝付けないのか?

シニアの健康

こんにちは!
シニアライフを探求するシニアブログのチム(@tikao2440)です。(^▽^)

年老いてくると、夜中に何度もトイレに起きるとか床に着いてもなかなか眠れないと言う意見を良く耳にします。私も昨年11月に発症した50肩が夜中に痛み、眠れない日々が続きました。

このような特別な症状の理由で眠れないのは、致し方ないところですが、私が実際眠れない時の経験を元にその原因と対策を考えてみたいと思います。

現役の人たちが仕事や異性関係、友人関係などの人間関係、病に伏している人たちの解決には役に立たないかも知れませんが、シニアが晩年を迎えての不眠について少しでも参考になれば幸いです。

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一般的な主な原因

シニアは、定年退職を機にかつてない自由な年金生活を迎えます。
上司の厳しい管理から解除され、難しい人間関係から開放されます。

誰だって最初は寝たいだけ寝て身体をゆっくり休めるでしょう。その結果、寝すぎて眠れない日が来るかもしれませんがコレは例外です。

定年後、会社が雇用延長してくれる会社は少ないです。年金だけでは生活できず、アルバイトやパートで食い繋ぐシニアもいます。

現役時代にアルバイト先を見つけていれば問題ないのですがそうでない場合、寝付けない夜になる可能性は高いです。いわゆる眠れない原因の一つがこの悩み、考え事に基づくもので、色々な要因によります。人それぞれ悩み、考え事の逼迫度は違いますので、対処の仕方も違ってきます。

二つ目は、運動不足です。アクティブシニアであれば、ゴルフ、ジョギング、ジムなどのスポーツ、ダンスやコミュニケーション施設への外出で、体が疲れて夜眠れないことはないでしょう。

しかし、老いて身体の自由が利かなくなると外出が億劫になって、運動不足になります。自宅に引篭もっていると色々と問題を抱えるようになり、夜も眠付きが悪くなってしまい不眠症になってきます。

三つ目は、ストレスです。コレまで多くのシニアが気心の知れた仲間と一緒に過ごしていたコミュニケーション施設やサークル、前述したスポーツ関連、又、高齢者が通う介護サービス施設などもこのコロナ禍中、自粛され休業停止に陥り、再開は回復していません。

高齢者は、コロナに感染すると重症化しやすく死亡率も高いので、当然以前のような振舞いをすることには消極的になり、ストレスの要因となっていくのです。

四つ目は、病気です。老いてくると体力が落ち、身体のみならず内臓器官も病に冒されやすくなってきます。病気による不眠症は、早いうちに医師の治療を受けることが必要です。

大きく分類して、四つの原因を上げましたが、病気を伴わない比較的、寝付きが悪い、寝不足になる軽い症状について改善策を考えます。

「寝不足解消」直ぐに眠りに入るにはどうするか

私が50肩のときは、肩の痛みで寝付けなく、2時、3時頃疲れ果てて眠り込む、1時間後には痛みで目が覚めるといったうつらうつらの熟睡できない日々の繰り返しでした。

起きているときは、腕を動かさないかぎり痛みは生じないのですが、横になると仰向けでも横向きでも1時間以上同じ姿勢をとっていると痛みが生じるのです。

医師には、我慢できないなら肩の内部に痛み止めの注射を打つ方法もあると言われましたが、幸い仕事がないので昼間、眠気が襲っても自宅でのうたた寝で寝不足を解消することにしました。リハビリ9ヶ月位で80%回復しましたが、後の20%は、肩の老化と諦めています。

原因は、老いに伴う病気になりますが、治癒することで通常通りの睡眠に入ることができるようになりました。

一つ目の悩み事や考え事は、対内的な要因から来る精神的緊張状態にあるわけですから、その原因を自ら解決しないかぎり穏やかな精神状態にはなれません。問題は、寝付けない状態が続く期間です。

寝不足の疲れや身体を酷使することで一時的な睡眠は取れると思いますが、根本的原因を取り除かないかぎり、完全に正常な状態には至りません。

問題や悩みの解決法については、問題解決書やブログ等で諸説ありますので、自分に合う方法で問題の解決に当たってください。(「この順番」で考えるだけでどんな悩みも解決できる

二つ目の運動不足ですが、老いと共に足腰が衰え外出が難しくなる、体力の消耗がないと夜も眼が冴えて眠れなくなる。老人ホームや介護施設では、強制的に体操を行うが、自宅で高齢者は、運動が必要なことは頭で理解はしているが実行が伴わない。

コロナ禍でジムやフィットネスクラブの自宅でできるアプリなども出てきた。
自宅トレーニング – 器具は必要なし
「フィットネスアプリ」おすすめ7選 自宅で運動不足を解消しよう【2020年最新版】

三つ目はストレスです。一つ目の対内的な要因の悩みや考え事に比べ、対外的な要因による緊張の持続をストレスと呼ぶことにします。コロナ禍にあって高齢者は、前述の様々な行動を控えています。

いつ終息するのか、ワクチンはできるのか、まだ全容が解明されないコロナと共に生きるしかないのか、そのストレスは、シニア・高齢者に限らず色々な業種に携わる働き手の人たちの将来さえも落とし入れようとしています。

国、政府も相談窓口を設け対応していますが自殺者は確実に増加しています。

コロナだけではない、環境変化や騒音、隣の家とのトラブルなどストレスの要因はあらゆる所に潜んでいます。対外的な要因は、国や政府、地方公共団体、NPOなどに相談して解決法を見出すことが大切です。

四つ目の病気は、持病を抱えている人、老いて病気を患う人、前述の一つ目から三つ目の原因が基で、長期にわたり緊張状態が続き、結果体調不良をきたし罹患するケースなど様々です。
病気は、いち早く治療に専念することです、病院に行ってください。

日常の体調管理

体調が悪くなると精神的にも滅入ってきます。その意味で、体調の維持管理では、食生活と日光を浴びて適度な運動をすることに尽きます。食生活も運動もwebサービスアプリやインターネットを介せば山ほど情報が溢れています。後は実行するのみです。

激しい運動をする必要はないです、自分に適した1日3食のバランスの良い食事と30分位の散歩でいいのです。

まとめ

生きているかぎり何かしらのストレスは感じます。

シニアになっても自分だけの事だけではなく、孫やその家族、地震や豪雨の自然災害の不安、プレッシャーなど押し潰されそうになる出来事が起こるかもしれない。それでも前向きに一つ一つできることから実行するならばストレスは軽くなって、穏やかな生活を送れるようになると信じます。