こんにちは!
シニアライフを探求するシニアブログのチム(@tikao2440)です。(^▽^;)
あなたは、最近旅行に出かけましたか?
んっ。何それ... 。
シニア層の第一人気は「旅行」!行きたいけど...。
定年退職したらゆっくり旅行でもして老後を楽しもう!
それまでは、仕事が辛くても頑張ろう!
しかし、いざ定年を迎えると明日から会社へ行かなくてもいい、満員電車に乗らなくてもいい
、ゆっくりしようということで、何か行動を起こさないと生活のバランスが崩れ、一歩も外に
出ない引きこもり状態が社会問題となります。
そういう状況の中で、ここではシニア層が、旅行に行けない、出かけない理由について解説し
ます。
記事を読んでいただき、あなたも新たな見方を身につけ、若い人から「シニア層の未来は明る
い」と、思えるシニア像をつくることができます。
シニア層の楽しみは「旅行」が一番人気
ソニー生命保険株式会社が、2018年10月5日に、全国のシニア(50~79歳)の男女1,000人に対し実施した「シニアの生活意識調査」によると、現在の楽しみは、1位「旅行」(47.9%)、
2位「テレビ/ドラマ」34.3%)、3位「グルメ」(30.5%)、4位「映画」(26.0%)、5位「読書」(25.7%)となっています。
出典:ソニー生命保険株式会社
旅行を楽しむシニア組と行けないシニア組
一方で、JTB総合研究所の2016年に実施されたアンケート、インタビュー調査によると、
「たまには旅行に行きたい」と希望するなかで、「健康や病気への不安」、「老化で判断力が低下した時の対応をどうするか」、「老後の資金が足りない」などと将来への不安をあげています。
旅行が、シニア世代の楽しみの定番となっているなかで、まだまだ、「旅行を楽しみたい」潜在
的なニーズがあることが伺えます。
・足腰が弱くなってきたので、旅行に行くと迷惑をかける。
・配偶者の介護に追われ、時間が取れない。
・認知や運動能力が衰えた。
・お金が足りない、将来の経済的不安にそなえ旅行に踏み出せない。
など、身体的衰えが消極的な精神面に大きく影響しているようです。
また、人との付き合い、社会との繋がりも年齢と共に疎遠になっていき、極め付きは離婚、病死、事故死などにより、配偶者を失い孤独になってしまうことも大きな要因だといえます。
つまり、上記の状態によって旅行やお出かけの計画を立てることが億劫になる。
自分から出かける頻度が減る⇒誘ってくれれば出かけたいが、
他人のペースに合わせるのが苦痛⇒誘いを断る⇒お出かけの頻度が減る
という「お出かけの負のスパイラル」とも言うべき現象に陥ってしまうことが、旅行やお出かけ減少のカラクリであるとしています。
旅行の頻度が減る3大要因は?
旅行の頻度が減る3大要因は、「お金がない」「計画や準備がおっくう」「同行者がいない」という調査結果です。
体力や気力の低下と共に、シニアの旅行やお出かけを考える上では、「旅行」という言葉から連想されるように、遠方へ宿泊で出かけることだけではなく、家から一歩出る楽しみは何かということから考えていく必要があるとしています。
インタビューの回答一部
・旅行には行きたいけれど、自分で調べていくのは嫌。誰かが準備してくれて、自分のペー
スに合っていれば出掛けたい。
・誰かが誘ってくれれば出かけるが、自分で調べてまでは出かけない。
・電車などに乗るときに、周りのペースに合わせられないので怖くなった。
・誰かと出かけても待たせてしまうのでは、など気を使うのが嫌。
家から一歩出ることが “旅” の始まり
電動車いすを利用し、十数年ぶりに自宅のある丘を降りて、散歩をした女性の輝くような笑顔を目にした時、旅行とは必ずしも遠くへ出かけることだけではないのだと実感しました。
体力や気力が衰えつつある高齢者にとって、長距離の移動は楽なことではありませんが、遠くへ行かなければ楽しい気分を味わえないのかというと、決してそんなことはない。
一歩家から出ることを ”旅” の始まりとし、より広い概念で旅行を捉えなおすことが、多くの人にとっての楽しさを創りあげていくことになるのではないでしょうか。としています。
ITを利用した旅のはじまり!
ある人は、こう言います。
旅行は、旅先を楽しむこともさることながら、計画を立て出発するまでの過程が楽しい。Googlemapで確認しつつ、楽しみながら計画を練ると、ある程度どんな所か様子が分かり、行った気分になるのは私だけでしょうかヽ(´▽`)/
TVで路線バスや電車での秘境路線を、飲食店を探しながら旅する番組が流行っていますが、時々、Googlemapで旅先を、番組を見ながら同じ目線で回遊してみたりして楽しんでいます。
さまざまなリアリティ体験ができるxR技術については又、別の記事で解説したいと思います。
最後に提案です!
体力や気力の低下と共に、出かける時間や距離が短くなってきます。
「シニア層の楽しみは旅行が一番」というのがありましたが、シニア時代を安心して楽しむために、身近な断捨離と終活はまずもって取り組んでもらいたいと思います。
こちらの記事に分かりやすく書いています。
●シニアの断捨離は終活の第一歩!
●シニアが早めに終活をしたほうがよい理由は!
その上で、自分自身ができる範囲で、できるだけ楽しいことを探すために「家から出る」こと
を心がけ、第二の楽しみ、第三の楽しみ...と広げていってほしいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。