シニアのDIY! 押入れ作って、部屋がすっきり!

DIY

こんにちは!
シニアライフを探求するシニアブログのチム(@tikao2440)です。(^▽^;)

新築、木造2階建てに住みつづけること16年、
2階の6畳ホールが物置場化しており、毎回妻が整理整頓に苦慮しておりました。

そこで、もっとすっきり、見映えをよくするべく方法を妻と相談。

以下の条件をクリアするには、
 1.客間用布団一式を冬夏用2セット収納
 2.娘と孫たちの衣類の収納(別所帯)
 3.孫のおもちゃ収納(自作物、トミカタウン関連)
 4.季節物(カーペット、扇風機)
 5.床スペース:横1800×高さ2400×奥行850
 6.押入れ左側は布団、右側はおもちゃとその他
 7.少ない費用で、お金をかけない

早い話、押入れを買うか、自分で作るかの選択です。

ネットで「ふとん収納庫」とググってみるとありました。
 ・山善(YAMAZEN) 布団たんす 幅116 2個組 CFS-9011(WL)PP*2 ウォルナット
\23,390+送料無料 
[本体サイズ]幅116×奥行83×高さ180cm

ネックは、
 1.布団は幅が最低1mは必要ですし、収納庫2台置くと床スペースの
   横幅18mに収まりません。
 2.収納庫2台で費用\23,390×2台=46,780
 3.収納庫と天井部分が剥き出しになる

などです。

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概算費用

今度は、自作した場合の材料費を見積もってみました。

まず床に配置する寸法の設計図を作成し、必要な材料をホームセンターコーナンで探し、値段と材質と強度を考慮して候補をメモし、概算を出しました。

・木材材料費  針葉樹合板                        2枚
普通合板                       2枚
柱角材                   15本
板材                      5枚      11,000円
木ねじ、釘 、直角金具
平面金具、ボンド一式       4,000円
・丸のこ、ドリルレンタル料         600円
                              合計15,600円

ネックは、
 1.木材の運搬
 2.設計どおり最後まで作業できるのか?
 3.下部扉と上部扉(引き戸)の鴨居と凹形状の敷居を作れるか?

など、作業能力にかかわる部分が大です。

しかしこれはチャレンジしてみなくては分かりません。

DIYに決定!

最終的に、
かかる費用と部屋に合ったサイズの押入れを作れるDIYで、材料費2万円以内の押入れを
作ることに決めました。

早速、妻と二人でコーナンへ行き材料を購入。

合板は壁用の一枚ものと、支柱にあたる角材は長さ24m、乗用車への積載は無理なので
普段は運転しない小型のトラックを借りて自宅に運びました。

トラックとガソリン代は無料です。お疲れ

注意すべきポイントは?

実際、このDIYは、昨年8月末頃始めたものを思い出して記事にしています。
よって、途中のリアルな写真がありません。

結果報告になりますが、これから押入れをDIYで作ろうとしている人に少しでもお役にたてたら
幸いです。

また、そこらへんを踏まえて、主に注意すべき点を記述しておきます。

事前に設計図は作成しましたが、実際のところ組み立てていきながら設計変更がでてくる
可能性があります。

その理由は、
古いタンスや棚板、端材など、とって置いた物を解体分別、この際使えるものは使い、
使えないものは一挙に処分する目的もあったからです。
(タンスのままだと処分費用がかかりますから。)

なので、材料は最低限のものだけ最初に購入し、在庫を使いながら段階的に足りないものを
補充していく方法をとりました。

ホームセンターが遠い人や短い日数で完成したい人は別です。

 注1.最初の設計図どおり変更無しですすめれば早く完了するでしょう。
途中で悩むことが一番、時間の消費になります。

 注2.柱と壁材の選択(強度と見映え)
    通常押し入れは、大人がベッドとして使用できる強度です。
    戸建ての骨組みから設置された押入れは建物の柱に組み込まれ頑丈です。

    一方、今回の押入れは部屋の一部に付け足すものです。
    押入れの各柱を建物の柱に組み込ませることはできません。

    なので横揺れの強度は弱いです。
    せめて、布団の重さに十分耐えられる柱と壁材にしましょう。

 注3.注2でも書きましたが、押入れの柱は建物の柱と直接金具で止められれば理想です。
建物の状況によりますので、できない場合はできるだけ躯体にしっかり固定できる
ように工夫しましょう。

 注4.扉は左側(1m)と右側(0.8m)の幅が違いますので、3枚扉の引き戸にしまし
た。
市販の鴨居、凹形状の敷居アルミセットも
ありますが結構な値段しますので、DIYと
いうことで自作するようにしましよう。

敷居と鴨居の作り方

敷居と鴨居 

     

市販の鴨居、敷居を購入の方はコチラ!

主なポイントは以上です。

唯一製作時の写真

押入れの内部の写真です。

           

                               

      

最後に、押入れに壁紙を貼るか、塗装するかですが、
私は予算の関係もあり壁紙を貼っていません。現段階で、押入れの上の扉が未完成です。

未完成ですが次のような押入れができました。

      

壁紙も塗装もしてないので素人出来映えですがそんなに悪くも無いでしょう!(自己満足^^;)
かかった費用は、15,000~6,000円でした。

古びた旧式のタンスや使わなくなった端材などの再利用と6畳ホールの
すっきり感を考えると
大変満足してます。ヽ(´▽`)/

まとめ

その環境に合った、ぴったりの家具はナカナカないものです。
そこで、ぴったしのオリジナルの家具ができたら最高でしょう!
DIYメリットのひとつです。

主なポイントをもう一度挙げておきます。

注1.最初の設計図を作る段階で、使用する材料と組み立てる順番を決めておき、
出来るだけ途中変更の無いようにすること。

注2.柱と壁材の選択(強度と見映え)を間違えないようにすること。
   (基本の材料は変更できませんから)
注3.部屋に付加した押入れは、横揺れに弱いので躯体の壁にしっかりと固定すること。

注4.鴨居と凹形状の敷居のつくりが、スムーズに引き戸の開け閉めに影響すること。

 です。

☆☆最後までお読みいただきありがとうございます。☆☆