何故か!車の12ヶ月法定点検は必要?

シニアの暮らし

こんにちは!
シニアライフを探求するシニアブログのチム(@tikao2440)です。(^▽^)

12ヶ月点検をしなかったことで未然に事故を防げなかった、若しくは点検したことで事故を未然に防ぐことができた、その割合は如何ほどでしょうか!

多くはないが大型車のタイヤが外れ歩行者に突入し死亡したケース、車体の下に取り付けてあるスペアタイヤの落下による後車事故などの記憶があります。これらは乗用車の12か月点検というより貨物の営業車の日常点検の域になるのでしょうか。

今や日本車は優秀車、整備不良でエンコ又はエンストを起こしている車を路肩で見かけることは無くなりました。稀に見ることはありますが。このような高性能の車を2年に一度車検を義務付けられているにも拘らず12ヶ月点検は必要でしょうか、検証してみます。

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自家用車の12ヶ月法定点検の背景

自家用車の12ヶ月法定点検は義務ではあるが罰則は無いことは、運転者の一般知識として周知の事実であろうと思います。新車で購入した場合、一年目の12ヶ月点検は本当に必要?と誰もが感じるかもしれません。

しかしながら誰もが新車で購入するわけではありません。
乗ってみたい車が高級車で高額であれば手ごろな値段の中古車を購入することになります。
中古車の中には素人の見た目には判別できない事故車や疲弊した箇所がある可能性があります。

そのような車が大事故に繋がるわけではありませんが、定期的に検査することが大事であることは疑いようもないことだといえます。新車で購入したとしても全ての車が完璧で欠陥無しとはならないでしょう。

   次の表は、自動車メーカーが実施したリコールの推移です。

過去50年間のリコール台数と件数の推移  出典:国土交通省

件数、台数共に増加傾向にあるリコールその原因は、車のIT化、ハイブリッドシステムの制御プログラムの不具合、生産コスト削減のため部品の共通化が行われ、世界のメーカー及び車種に共通の部品が使用されていてリコールが拡大することなどが要因としています。

一部の自動車メーカーが「リコール隠し」をして、その結果死亡事故が発生したケースもあります。

詰まる所、12ヶ月法定点検は、前述した背景から自動車は完璧ではないと疑って安全を確認、点検する義務を負うものと理解すべきとの結論です。

私が経験した不具合

愛車はスズキのスイフトですが、新古車で購入して16年目になります。年式は古いのですが、近場しか走らないので走行距離は48,000kmしか走っていません。その車で今年の夏頃、エンジンのアイドリング中(信号待ち停止)のエンジン音がたまに「ブルッ、ブルッ」と不完全燃焼みたいな音に違和感がありました。

走行中、そんな音は無く問題なかったので様子を見ていたのですが、9月の半ばにそのエンジン音が走行中も頻繁にするようになったので購入先のディーラーに見てもらったところプラグが緩んでいました。

プラグは以前このディーラーで交換してもらったのですがその時の閉め具合なのか、自然に緩んでいったのかは分かりません。このことが20代の頃友人と車で弘明寺の商店街を走行している時、プラグが抜け落ちるトラブルにあったことを思い出し、その時の懐かしい青春を語るキッカケになりました。

大きい事故にはならなかったのですが、プラグの緩みは特別な知識がなくても点検できます。
プラグが緩んだり抜け落ちたりすることあるのかと思い検索してみました。

走行中の車でプラグが抜け落ちることある?

結構あるみたいです。12ヶ月点検に限らず遠出の場合は、プラグだけではなく、タイヤやブレーキ、法定点検項目をチェックするようにしましょう。
タイヤの交換についてはコンナ記事を書いています。

整備不良車が関与した事故

平成18年度の整備不良者が関与した事故について車種別にみると、普通車が最も多く473件、全車種の49%となっています。

譛交通事故総合分析センター「交通事故データからみた自動
車の点検整備に関する調査分析報告書(平成19年度)」より

まとめ

このような実態を踏まえて、12ヶ月点検を先日11月10日にディーラーにて実施してきました。 今回は、特に悪いところはありませんでした。

12ヶ月法定点検は、罰則はありませんが、事故が起きる時は、相手にも被害を与えてしまうということを認識すれば実施すべきと考えます。安全な車で安全運転をめざしましょう。