こんにちは!
シニアライフを探求するシニアブログのチム(@tikao2440)です。(^▽^)
老後の生活設計は、早ければ早いほどベターです。
定年前は、定年後の生活について、ある程度年金でゆっくりしながら仕事を見つければいいやとか、何か新しいことを始めたいなとか、漠然としたことしか考えていない人がほとんどです。
老後の生活設計ができてないと遅かれ早かれ日々の生活に飽きてきます。
生きる目標が無いと老いてゆくのも早いです。(-_-;
今回、私が生活設計を立てるために終活ノートを書きましたので参考になることを記事にします。
終活ノートのフォームは、[百人百想]を使用しました。
終活ノートの内容
終活ノートは、これまで歩んだ道の「1.私の自分史」と家族へ伝えることの「2.私の記録」に大きく二つに分かれています。
特に決まったルールはなく、産まれた時からの家族関係、現在までの育った環境、経歴や出来事など詳細に思い出すままに記録すればいいんです。
フォームに沿って書いていきます。
該当しない、覚えていない項目はブランクにして、特に語りたい、残しておきたいことがあれば納得ゆくまで書いていきます。
思いに没頭しているといろいろと思い出されてきます。
懐かしいことや悔しかったこと、楽しかったことや悲しかったこと、そのことに思いを馳せ今思うことを書き足していきましょう。
このことが自分を改めて知ることになり、弱点や得意なことが再認識され、ひいては生活設計を立てる上で役にたちます。
次に、記入する項目、内容を一覧表示します。
「1.私の自分史の内容」
私について 住所、名前、生年月日、性別、血液型など
誕生 誕生した場所、環境、名前の由来など
幼少時代 幼稚園、小学校、幼少期の思い出、暮らしぶり、恩師など
中学校時代 中学校、思い出、熱中していた事(クラブ)、特技、恩師など
高校時代 高等学校、住まいや街の様子、同上、憧れていた職業など
学生時代 大学、専門学校、エピソード、思い出、学んでいた事、その他同上
仕事 会社名、部署、業種、仕事内容、思い出、転職、その他同上
父 父のこと、思い出、父への言葉など
母 同上
祖父母 同上
兄弟姉妹 同上
結婚(夫・妻) 配偶者、出会い、也染め、入籍、結婚式、新婚旅行、相手への言葉
子 子の誕生、特別な思い、成長振りなど
孫 孫の誕生、同上
友人・仲間・ご縁 名前、間柄、思い出、キッカケなど
ペット 名前、種類、思い出など
私の好きなもの 趣味、特技、好きな本、好きな音楽、好きなスポーツ、好きな映画
人生の銘 信念、好きな言葉、尊敬する人、人生の恩人、夢、目標、
旅の記録 行った場所、誰と、時期、思い出、など
資格・免許 名称、取得時期、思い出、役に立った度合い、など
表彰・賞 名称、時期、思い出など
社会活動 活動、団体名、内容、時期、思い出、感じたことなど
家系図 関係、名前
自分史年表 年号、年齢、主な出来事
写真集 撮影日、場所
CDデータ等 個別に対応
これからの私 / まとめ・メッセージ
これから永眠するまでの生き方について
「2.私の記録の内容」
医療・介護 保険、病気名、延命措置、献体、持病、介護、介護費用など
終の家・生活 終の家、生活など
葬儀 葬儀、葬儀の大きさ、世話役、宗派、費用、喪主、葬儀社、祭壇
お墓・埋葬 お墓、納骨、費用など
仏壇・法要 仏壇、法要、費用など
遺言書・財産 遺言書、財産管理人、財産分割、形見分けの希望、その他財産
連絡先 名前、間柄
遺影 写真
家族へのメッセージ 家族全体、個別で
以上が終活ノートの内容です。
書く内容は難しいものではありませんが、自分の半生を書き上げるものなので、幼少の頃からのことを一つ一つ思い出しつつ書くのは根気が必要かもしれません。
一度に書き上げる必要もなく、思い立った時に更新していけたらいいと思います。
私の場合もまだ書き終えてはいないです。
父も母も今はもういませんが、この終活ノートを書きながら、生きているうちにもっと父や母と会話をしたかったという後悔の念が浮かびます。
「2.私の記録」の内容では、介護、葬儀やお墓のことなど自分一人では決められないこともあります。妻、家族に理解を得られる方向で徐々に決めていけたらと思っています。
終活ノートと生活設計書の違い
終活ノートは、コレまでの人生を見つめ直し、あらためて自分という人間を認識するためであり、もう一つは、老後と亡くなった時の家族への思いと後始末をお願いするものです。
一方、生活設計書は、定年退職後の残された永眠までの生活を、健康面、経済面、生きがい面において有意義なものにするためのものです。
しかし生活設計の基本は、生活固定費用、終活ノートの医療・介護で明らかにされた健康面、生きがい面にかかる費用など、年金収入を含めた収支計算書の作成になります。
定年退職後から永眠(85歳に仮定)までの収支を明らかにすることにより、何を改善しなければならないか、生活固定費用の削減、アルバイトによる副収入を得るなどやるべきことが判って来ます。
生活設計に役立つツール
専用の家計簿ソフトはいくらでもありますが、操作が簡単で、ごくごくシンプルな見やすいものがいいです。
老後の生活資金の明確化
老後の生活費・老後の資金として、一体いくら必要なのだろうと考えると、老後の不安が押し寄せてきます。
しかし、不安は対象が不明確だから生じるのであり、これを明確に数値化・数字化(=見える化)することで、案外たいしたことはなかった、ということになるかもしれませんし、あるいは、不足する資金が明確化することで、それではこれからどうしたらいいのか、といった具体的な対策を講じることができるようになります。
少なくとも、氾濫する情報に惑わされて、いたずらに不安を感じ続けることは、精神衛生上よくありません。
老後資金シミュレーションのフォーマット 無料ダウンロード
家計簿をつける目的は、上手にお金のやりくりをして節約できるところは節約するとともに、自分が1カ月に必要とする生活費の平均をつかみ、最低生活資金を明らかにする点にあると思います。
最低生活費=固定経費のフォーマット 無料ダウンロード
※収入、固定費項目は自分の収入、出費に合わせて追加してください。
※又、臨時費用に対しても対策を考えてください。
まとめ
まず終活ノートを書いてみましょう!
そして、それを基に老後の生活設計を立てましょう!
対応策を考えることで、健康面、経済面、生きがい面でボヤケていたものがハッキリしてくると思います。あなたの健闘を祈ります。p(^-^q)
最後までお読みいただきありがとうございます。