集団船内隔離の「ダイヤモンド・プリンセス号」から教わったこと!

シニアの暮らし

こんにちは!
シニアライフを探求するシニアブログのチム(@tikao2440)です。(^▽^)

「緊急事態宣言」が出されて2週間がたちました。
不要不急の外出自粛ご苦労様です。

今回は、suumoジャーナル、若宮正子さん取材記事を読んで、私自身反省させられましたので、同じようにシニア高齢者の方で、病院から処方してもらい服用している方向けの記事を書きます。

若宮正子(85歳)さんとは、
81歳でシニアスマホ向けのアプリ「hinadan」(ひな壇)を開発した人です。

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ウイルスに感染した「ダイヤモンド・プリンセス号」

2月6日横浜港に着岸した「ダイヤモンド・プリンセス」号。その後

3,700人を超える乗客・乗員の間で712人に新型コロナウイルスの「感染爆発」が起きたのはご承知のとおりです。当初、新型コロナウイルス感染で集団船内隔離となった「ダイヤモンド・プリンセス号」のニュースは毎日のように報道されていました。

そんな舞台裏では、船室に隔離された乗客の悲痛な声が届けられました。

スマホのSNS利用の有無で乗客間の情報格差が広がったこと。
ウイルス対策が優先され、高齢、障害、持病がある人々への配慮を欠いていたこと。
糖尿病や高血圧などの持病を抱え、持参した薬が底をついてきたなど

suumoジャーナル、若宮正子さん取材記事

まさしく、私が反省させられたのは次の部分です。

昨年、世界で最も電子政府が整っていると言われる国、エストニアを訪れたという若宮さん。エストニア訪問で一番感じたのは「国民も、国家も、個人の情報をとても大切にしていることでした」と話す。例えば、日本人は自分の健康情報を正確に把握していない人が多い。一方エストニアでは、個人の健康に関する総合的なデータベースの中に、健康保険の情報と一緒にかかりつけ医の診断情報(カルテ)が共有されており、ワクチンの摂取情報や、薬の処方内容など全てを自分で確認することができるうえ、管理もできるという。

 

この重要性が顕著に現れたのが、今年1月に日本で起きたダイヤモンド・プリンセス号における集団船内隔離。世界中の人が乗り合わせた現場で、予定より長期的な滞在を余儀なくされたシニアの中には、持ち合わせの持病の薬が不足する事態に見舞われた人もいたらしい。そんな時、多くの外国人たちは、自分が処方されている薬の種類や量を的確に把握しており、必要な薬を医師に伝えることができたため、すぐに処方箋を用意してもらえたとのこと。一方、日本のシニアは薬の色やその数を伝えることしかできず、自分がどんな薬をどれだけ飲んでいるか分からない人もいたという。ましてやかかりつけ医の連絡先さえ把握していない人もいたそうだ。

と取材したライターの寺町幸枝さんは書いています。

個人と国が一体となって進めるICT

私は、高血圧、脂質異常症、動脈硬化など5種類の薬を飲んでいますが、薬の名前までは覚えきれていないです。

日頃自宅での食後の服用については、問題なく飲み分けていますが、緊急時に服用している薬を特定して相手に伝えるには正式な薬の名前が必要です。

同じ効果のある薬も数種類あるかもしれない、何時、何錠飲めばいいのか忘れてしまう時さえあるかもしれない。

スマホに必要な薬の名前、用途、用量、服用タイミングなどを記録しておけばいいことなんですが。

前述のダイヤモンド・プリンセス号の件で気付かされました。私を含め
自己情報の管理に疎い日本人は、まずITに関して意識改革を行う必要があることを..。

個人情報の漏洩を危惧するあまり、インフラとしてのICT(情報通信技術)普及が遅れている日本、その点お隣の中国は、資本主義と社会主義を臨機応変に使い分け、この分野であっという間に日本を追い越してしまった。

今回の新型コロナウイルス対策でもその違いがみえる。

個々の前に国全体の安全安心が必要ではなかろうか。

この記事の本題は

将来は、個人と国で進めるICTを期待するとしても、今は、いつ何時何があるか分からないので、自分が治療している疾病の処方薬は、スマホを利用してキチンと自分で管理しましょうという話です。

コメント

  1. SakoKura より:

    チムさん、こんにちは。Sakoと申します。コロナで、世界中が異常事態の今、できることの一つが「自分が治療している疾病の処方薬は、スマホを利用してキチンと自分で管理」」ですよね。本当にそうだと思いました。ありがとうございましした。

  2. リリー より:

    ランキングから訪問させていただきました。
    高齢者の様々な悩みもあったのです。
    面白い記事でした。