こんにちは!
シニアライフを探求するシニアブログのチム(@tikao2440)です。(^▽^)
今回は、「定年退職後の65歳からどんな生活設計を立てれば良いのか?」の中で書いた「65歳からの収入源確保の3つ」のうちの3つ目、「起業」についてです。
シニアの起業は、生きがいにも楽しみにもなるので挑戦して欲しい旨書きましたが、「シニアの起業は小規模の身近なサービスがおすすめ!」ということを伝えたいと思います。
シニアの起業は30歳代の起業と概ね何が違うのか
30歳代は、失敗の繰り返しができる、シニアは失敗の繰り返しができない、時間が限られている。
若いうちは体力があり無理がきく、やり直しができる。シニアは70歳を過ぎると老化が始まる、事業の難題に耐える体力が無くなり無理がきかなくなる。
30歳代は将来があり希望があるが、シニアにはない。しかし、シニアは年金をもらいながら起業することができ、晩年の安定した生活を得られる最後のチャンスがある。
総合すると、30歳代は新規事業の大きな夢に挑戦できるが、シニアは小規模な既存関連事業に参入したほうが無難ということ。あえて30歳代を引き合いに出した訳は、定年退職後の起業は無謀で安易な思い付きであってはならないからです。
今存在する小規模でできる身近なサービス(自営業者)
身近なサービスとは、自分の手が届く、地域に密着したサービスと言えます。
市場規模が有望である新規事業は、自分が始めても直ぐに他でも真似されやすいですし、最初から自己資金として大金を投資するのは考えものです。
TV番組の「人生の楽園」では、定年退職を機に夫婦で楽園を求めて移住し、第二の人生を歩まれる様子を案内人の西田敏行さんが紹介しています。
民家を買い取り、蕎麦打ちやカフェ、民宿など現職時代から温めていたことやお休みの日を利用して経験してきたことなどを起業しているわけですね。これも立派な起業です。
「起業する」と言えば一般的にコレまでにない新しい事業を考えがちですが、今だからできる、夫婦で好きなこと楽しめること、地域に貢献することを共有し、老後を共に過ごすことはすばらしい、理想だと思います。
又、私の友人は、副業兼アルバイトとして、タクシーの運転手をしていますがその条件は、無料で空いているタクシーを使用できて売り上げは折半というものです。(二種免許必要)
これも立派な起業です。
今存在する起業種目
・インターネットビジネス
アフィリエイト、webサービス、フリーランス(在宅ワークとして増加中)
・自宅パソコン、英会話、ハンドメイド教室
シニア向け初心者、小学生対象(プログラミング義務化)
・カフェ、飲食店、民宿経営
喫茶、パンや、ラーメン屋、蕎麦や、うどん屋、食堂など経験、技術、趣味を活かした起業
・コンサルトビジネス
資格、専門職を生かしたコンサルタント業、翻訳、通訳業
・便利屋、代行サービス
最近、Webアプリを利用した隙間時間の有効利用的なサービス業、請負エアコン設置
・宅配ビジネス
軽自動車持込の宅配、Webアプリを利用した飲食店の代行配達
・出張店舗
地方のスーパー出張販売、ビジネス街の移動販売
・etc
出張料理シェフ、訪問医療、介護事業、養殖業
これから有望になろう起業ビジネスは?
小学生向けロボットプログラミング、シニア向けのパソコン、趣味愛好会、コミュニティの独自のweb教室運営を全国展開。
何を起業したいのか目標をはっきりさせるために
物を売るのか、知識を売るのか、技術を売るのか
1.何故、どうして起業したいのか(知識、経験、技術、スキル、好み)
2.その起業にはどんな問題が潜在しているか、何を解決したいのか
3.起業のターゲットは、何を提供して誰が喜ぶのか
4.資金は幾らまで投資できるか決めておく
5..最終的に、成し遂げたい成功イメージはどんなものか
以上の要点項目を明確にしたうえで、どんな業種にするか決定しましょう。
身近なサービスの起業が決まれば実行するのみ
綿密な計画をいくら時間かけて練り上げても、実際は計画通りにいかないのが常です。
行動して体験して修正していく、この繰り返しになります。
この経過を楽しめるくらいでないと、この身近なサービスを起業した意味がありません。但し、決めた資金枠で続けられない場合は、年金生活、夫婦関係に影響しないうちに撤退してください。
シニアの老後の生活は、円満な夫婦関係が根底にありますから。
まとめ
「シニアの起業は小規模でできる身近なサービスがおすすめ」の理由を書いてきましたが、全ての方に該当するわけではありません。
定年退職後、雇われない自由な自営業は、成功すれば収入も増え、年金生活をゆとりあるものにしてくれます。シニアでも身近なサービスの起業であれば、成功の可能性は高いと思います。