シニアが起業するならどんなことに注意すれば良いのか!

シニアの暮らし

こんにちは!
シニアライフを探求するブログのチム(@tikao2440)です。(^▽^)

この記事では、「シニア世代の起業」のシニア世代とは、定年退職後の起業選択を前提に書いています。老後の資金を稼ぎたい、社会との繋がりを持ちたい、社会に貢献したいなどの理由であれば、雇用延長やパート、アルバイトで、ある程度目的を果たすことができます。

それでも第二の人生は他人に雇われたくない、自分で好きなことを好きなようにやりたい人達のために、シニア世代の起業はどんなことに注意すれば良いのか、どんな事情、背景があるのかについて書きます。

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シニアが起業する事情、背景をはっきりする

一般的に起業するのは30歳代が最も多いといわれていますが、シニアの起業事情は若干違ってきます。起業する事情、背景を次の4つの点から分析してみたいと思います。

1.老後資金の貯蓄額
あなたは老後資金として蓄えがありますか。

   昨年、政府関係者が老後の生活費は、年金だけでは生涯2千万円不足するとの発表で問題にり
ましたが、現在、夫婦の年金平均額は月に20万円、支出が25万円、不足5万円が30年間生きた
場合に不足する根拠としている。
また、年金支給額は毎年検討されます。現在の年金を生涯受け取れるか保証はありません。

2.年金受給との収支

  年金事務所から年金見込み額が通知されていますので、現在の生活費と見比べればその収支が
予測できます。

1.の平均年金額を大幅に上わまる場合は問題ないと思いますが、不足が生じる場合は消費を年金
額に収まるように見直すか、起業よりも安定したパート、アルバイトで稼ぐ必要があります。

3.身体的難易度
夫婦共々健康か、持病や既往症がある場合や虚弱体質の場合は老いと共に体力、気力が落ちま
す。30歳代起業と違って無理が利かなくなります。

4.夫婦、家族関係
妻は働いているか、家事の負担分担、夫婦関係は順調か
子供たちを巣立ちさせた後、シニアの離婚率が増加しているのはどうしてでしょう、最悪で
す。
この原因についてシニアは翼々、改心することが起業するうえで必要不可欠です。

シニアが起業する1.~4の背景、事情は千差万別です。

少なくとも老後資金の貯蓄も無く、年金受給との収支で不足が生じる場合は、起業せずパート、
アルバイトで確実に稼ぐのが無難です。

・現在、晩年までを視野に入れた計画を立てる

・3、4に関しては夫婦で話し合い、妻の意見を尊重し互いに理解し合うことが必要です。

以上の自分の立ち位置を踏まえた上で、起業の選択肢を決めましょう。

シニアが起業する目的をはっきりする

大抵は、老後の生活をゆとりあるものにしたい、老後資金を貯めたいシニアが大半でしょう。

しかし、起業が予定した収益を上げられなかったら本末転倒です。

例えばインターネットのアフィリエイトは、例外的に初期投資のリスクは低いかもしれませんが、儲かる人はごく一部だと聞いています。何年も作業に時間を費やしても、思い通りの儲けを得られないならばどうしますか、インターネットに詳しくなった、ネットでの集客スキルを習得できた、webサービスやツールを使えるようになった、老後の暇な時間を有効にできたなどといったことで満足できますか。

シニアの起業の目的は、結果を許容できる範囲で設定しましょう。晩年にこんな筈ではなかったと後悔しないように!

シニアの起業を支援する制度の活用

起業目的に沿った事業計画を立て、自冶体やシニア支援機構に点検してもらいます。

返済の必要が無い支援金や補助金は積極的に申請しましょう。

融資の優遇制度はありますが、できるだけ拠出できる限度額の自己資金で補いましょう。

自分が起業する業種の凡例を紹介していただき指導、助言を仰ぐことも大事です。

シニアの起業はどんな業種、形態、規模は

現職時代、専門分野や技術系は進むべき方向性が明確で、後はアイデア次第で形態、規模を力量に応じて進める、例えば医療や福祉系の派遣員として起業。

また、資格や経験を活かしたコンサルタント業、マッサージやリラクゼーションサロンを開業する。あるいは飲食店や宿泊業など夫婦で蕎麦屋や定食屋、カフェなど開業するシニアも多いのでは。

経験を積みながらその人の才能によって形態、規模は変化してゆく、起業の生甲斐はそんなところにあるのです。

只、CSV(コンビニエンス)のフランチャイズのように、一定の収入は見込めるものの昨今は、アルバイトの確保が難しく夫婦がすれ違いの作業になってしまいます。本部との契約が存在し営業時間や営業日数を勝手に変更することはできなく、シニア夫婦の起業には厳しいと思われます。

身近なところでは、高齢者が困っていることに目を向ければ、自ずとやるべきことが見えてくるのではないでしょうか。

まとめ

シニアの起業の特徴は、30歳代の起業に比べ職の経験、人生の体験が長いことを生かしその延長線上で起業することが成功のコツ。

注意すべきことは、サラリーから一変しビジネスであることの認識衰える体力とうまく付き合っていく術結果を許容できる範囲の目的を見失わないこと、一人で起業する場合も、妻の理解を得て夫婦でお互い助け合い晩年を生き抜くことが最高の生き様だと思います。その一助になる起業を目指してください。本末転倒にならないように。

コメント

  1. リリー より:

    こんにちは。リリーと申します。
    ランキングから来ました。
    素敵な生き方をされているのですね。

    とてもこれからのことで参考になります。
    またよろしくお願いします。
    ありがとうございました。

  2. チム より:

    「チムのシニアブログ」のチムです。
    ご覧頂き、コメントありがとうございます。
    ブログは初心者ですが、人生だけは長く生きています。
    お互いがんばりましょう!(^▽^;)